ゴリラの底力

中年ゴリラのリアル人生冒険記

『異世界』と『金策』

最近のアニメって異世界転生もの多いですよね。

私も異世界転生ものは好きなのでよく観てしまうんですが、、

そんな異世界転生ものにどうしても付いてまわる問題が「お金」。

どんな作品でも生活資金としてやはりお金がないと衣食住が整えられず世界征服も何も出来ないので、最近の異世界転生もの金策についてしっかりとした設定がある気がするんです。

 

最近始まったアニメなんかは、まさにお金を稼ぐことを目標としています。

だいたい異世界に行くと元の世界に戻れないのが定番なのに、異世界と元の世界を行ったり来たりするチート能力を得た主人公の女の子(自分以外の家族を交通事故で亡くし、自分自身も大学受験に失敗したというハードな設定)が、老後のために異世界で金貨を8万枚貯めようとするストーリー。

 

まず文明レベルが地球より低い異世界で、地球の100円ショップ等で仕入れた商品を転売して異世界でどうにか金貨を入手する。

その金貨を元の世界に持ち帰って金として換金し、元いた世界で安泰に過ごそうという計画。

 

実際そんなハードな設定でメンタルボロボロのはずの若い女性がそんな商魂たくましい考えが出来るのだろうかと一瞬思いましたが、女性は元々強くたくましく美しいもの。

たくましいが故に神は女性だけに子供を産み落とす能力を授けたのだろうと思い返します。

 

異世界と元いた世界を繋ぐこの若い商人は、早くも貴族の援助を受けて自分の店を設立してしまいます。

 

このアニメを観はじめて思ったのは、やはりお金は大事なものであるということです。

金融業界では「命の次に大事なお金」という決まり文句があるというのを聞いたことがあります。

確かにそうかもしれませんが、私はちょっと違うと思っています。

 

お金は何かやりたいことを叶えたり、欲しいものを手に入れるための手段だと思っています。

目的のないお金は虚しいだけだと思います。

 

もしこの世にお金だけ持ってる人と、食料だけ持ってる人がいたら、確実に生き残るのは食料だけ持ってる人だと思います(どちらも医療技術や裁縫・仕立て技術はゼロとして)

お金を使って食料を手に入れようとしても、食料だけ持ってる人がお金に価値を見出さなければ、食料を手放さないでしょうし、その時お金だけ持ってる人はどのように思うのでしょうか。

なんの意味も持たないペラペラの紙やカチカチの丸く薄焼きの塊を眺めながら、むしろそれを恨むようにお腹を空かせて死んでいくのではないでしょうか…。

 

そんな極端な考えを持ってはいますが、やはり私も俗物ですのでお金は欲しいです。

 

お金がたくさんあれば好きな釣り道具を買えるし、あわよくば船舶免許と自分の船を手に入れて、仕事もせずに好きな時に沖釣りに出られる…。

贅沢を言い出すとキリがないですね…人の欲望とはかくも限りのないものか…。

 

 

宝くじが必ず当たる方法ってないものですかね(爽やかな笑顔)